安佐北多目的交流広場 のコンセプト
「遊び」「憩い」「集い」の場
これからの人たちを「育み」、「夢」実現のステップとなる場
「安佐北区をふるさとと思う心」が育つきっかけの場
安佐北多目的交流広場
シンボル
①回廊型展望遊具「山城」
安佐北区は、古城・城郭跡・古墳・古道など歴史と文化の軌跡が数多る自然豊かな地域です。
この地域特性を、安佐北多目的広場を訪れる人に伝えるため、ランドマークとして「山城」をイメージした回廊型展望遊具を設置しました。遊具に使用している木材は間伐材で、外壁(安佐北区産の間伐材)、櫓部分(庄原から取り寄せた広島県産)です。
山城のデザインは、広場の東側を流れる根の谷川の上流にある馬蹄型城郭「伊勢が坪城跡」から着想を得ました。伊勢が坪城は中世にこの地を治めた熊谷氏の居城です。熊谷氏は、敵から城を守るため城の両側の山々にいくつもの城や砦を築きました。その形が馬の蹄に似ていることから「馬蹄型城郭」と言われており、現代もその形が残っている例は全国でも数少ないと言われています。
②ステージ
安佐北区は、伝統の神楽をはじめ、ふるさと劇団の人情芝居、市民ミュージカルなど、新旧の芸能を通じた地域づくりが盛んで、地域の誇りになっています。この芸能文化の継承を願い、横幅10m×奥行8mの神楽も舞える屋根付きのステージを整備しました。
木の大梁と柱からなる大屋根には、このステージを使う人たちに安佐北区の文化と誇りを伝えたいという願いを込めています。
主な設置遊具について
①ユニバーサルブランコ(3~6歳)
誰もが遊べるユニバーサルなブランコ遊具です。(JPFA-SP-S:2014 適合)
座面はハンモックのデザインを取り入れた「かご仕様」で、両サイドのネットは車いすから乗り移る際の手がかりになります。身体を起こしても寝そべっても使うことができ、楽しむことができます。
②複合遊具(対象年齢想定:6~12歳)
様々なスタイルの木製の小型遊具を四角形の動線で配置した複合遊具です。(JPFA-SP-S:2014 適合)
遊具全体を使ったサーキット利用ができます。
また、身体能力を向上させることも期待できます。
・乗り越え一本橋、やぐら越え:バランス感覚
・絶壁渡り、くもの巣登り、くもの巣渡り:筋力
など
4つのゾーン
- 遊びゾーン:
コンセプトは「からだを動かして“遊ぶ”」
木製の大型遊具やユニバーサルブランコなどの遊具などを使って、さまざまな遊びを体験できる場です。 - 憩いゾーン:
コンセプトは「語らう」
テーブルやベンチ、屋外ギャラリーがあり、のんびりと語りあえる場です。 - 集いゾーン:
コンセプトは「賑わい」
常設店舗やキッチンカーエリアがあり、美味しいモノ・楽しいコトに出会える場です。 - 交流ゾーン:
コンセプトは「ふれあい」
ステージと広場があり、さまざまなイベントで活用できる場です。
貸し出しゾーンとエリア
広場は、貸し出しできるゾーンがあります。貸し出しできるゾーンについての詳細は、使用申込をご覧ください。
A(わいわいゾーン) 406㎡
マルシェ・展示会・交流会など、様々なイベント会場として使用できます。キッチンカーマルシェなど車の乗り入れも可能です。(詳細は申込時に事務局と事前協議が必要です)
Eのステージエリア(使用許可は別申請)と同時に使用すると、音楽イベントや発表会等の開催も可能です。
B(しばふゾーン) 330㎡
遊具のない全面芝生の遊びのゾーンです。
遊びや交流の場として様々な使い方ができます。
C(おしろゾーン) 756㎡
回廊型展望遊具「山城」がある遊びのゾーン
山城には、左右のスロープあるいは壁面のクライミング遊具で登ることができ、櫓に登ると広場内を一望できます。
安佐北区等の間伐材を使用した壁面や櫓は、撮影スポットしてもインパクトがあります。
D(ぽかぽかゾーン) 200㎡
休憩や食事、語らいのゾーンです。
昼休み・散歩の休憩・子どもの見守りなどの個人利用、貸し切りでグループ交流会など、さまざまなシチュエーションで使用できます。
E(ステージエリア) 105.4㎡
10m×8m、高さ0.4m(40㎝)の屋根付きのステージ
木の大屋根がかかり、舞台には旧安佐市民病院で使用されていた御影石を使用した堅牢なつくりです。
神楽にも使用できる広さで、伝統文化の継承や屋外イベント・若者たちの発表の場などにも気軽に使えます。
F(キッチンカーエリア) 36.0㎡
キッチンカー2台が同時に営業できる広さです。
広場の入口にあり、車道からも見えやすい場所にあります。
G(ギャラリーエリア) 7.55㎡
屋根と3面囲いのある小エリアです。天気のよい日の作品展示やワークショップに向いています。